先週行ってきた研修のレポート(?)
1日目は、精神疾患についての概論。
精神疾患の歴史と、精神疾患の病態、薬物療法、などなど。
講師のドクターの説明がとても分かり易く、割としっかりと頭に入ってきました。
講師の専門分野は自/殺対策ということで、
うつ病と希死念慮→自/殺念慮について、うつ病の元当事者(現在は抑うつ「状態」)としても学ぶことが多々ありました。
以前私も、この記事で本県の自/殺率について言及したことがありますが、講師もそのことを憂いているようでした。
県内の中学生がいじめを苦に自/殺してしまった報道も記憶に新しいです…。
この件について講師は、
「“死/に/た/い”という訴えをノートで目にした教師は、この思いについて触れてはいけないと思い、その記述にふれることを敬遠してしまったのではないかと思います。
でも、“死にたい”というSOSが発せられた場合は、その理由を突っ込んで聞いていいのです。傾聴すべきなんです。」
と述べていました。たしかに、ふれてはいけない話題のような気がして聞きづらいですが、感情の表出ってたいせつなんだなぁと。
「昔は“死/に/た/い/死/に/た/い”と口にする人ほどしぶとく生きる、
なんてことがよく言われていましたが、そうじゃないんです…
今は“死/に/た/い/死/に/た/い”という人は、本当にしんでしまいますから。」
「“死/に/た/い”と“生きたい”という思いは行ったり来たりしているんです。
“死/に/た/い”は“生きたい”という気持ちでもある。
なんとかこの“死/に/た/い”を“生きたい”に変えられれば…」
なるほど、と思いました。
そんなこんなで、精神科概論以上に「自/殺」について大きな学びとなった1日目でした。
(それはそれでいいのか…;)
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