2015/08/30 13:34

3年前の自分に言いたいこと(超長文)


今から3年前の今頃、2012年8月23日。

休学届が正式に受理され、本格的な療養生活がスタートした日と言えます。

当時の日記から抜粋。

“みんなにあいさつをした。

緊張のあまり動悸がしてうまく喋れなかった。

後から聞いた話によると、顔面蒼白でみんな大丈夫かと心配だったらしい。

(中略)

時間になるまでみんなと語った。

みんなが見送りにきてくれて嬉しかった。

泣きそうだった。”

看護学校の夏休み明け、病気療養のため休学する旨(病名は伏せましたが)をクラスメートのみんなに伝えたくて、勇気を振り絞って顔を出しに行ったのでした。

大好きな仲間と一緒に卒業できないことが悔しくて悲しくて、その後さめざめと泣きました。

それからちょうど3年が経った先日、2015年8月23日。

当時のクラスメートたちに向けて、「うつ病と診断されて3年経過、今は元気に看護師としてなんとか働いているよ」という報告をLINEのタイムラインに投稿しました。

これは、3年前の自分へ向けてのメッセージとしての意図も込めていました。

当時は、自分には看護師の適性がないと思いつめ、

復学できるか、仮に復学できたとして実習に耐えられるか、卒業見込みが認められて国試を受けられるか、国試に合格できるか…

とにかく、私の頭は「看護師になれるか」

ということでいっぱいでした。

幼い頃から看護師を目指していた私にとってはそれがアイデンティティーであり、生きる理由でもあったため、

「看護師になれなければ生きる意味はない」

という極論がどんどん自分を追い込む無限ループから抜け出せず、絶望しているばかりで。

本当に不安で不安で。

でも、なんやかんや紆余曲折を経て3年たった今、

未熟ながらも看護師としてそれなりに働いている自分がここにいる。

お前はその先ちゃんと頑張れる。

大丈夫だよって、伝えたい。

一番最初に受診した心療内科で言われた「うつを発症する看護学生さんは結構いるんですよ」という医師のことばを聞いて、

「うつで休学して、復学後も治療しながら学習して、何とかこんなふうに生きてるこういう看護学生もいるよー!」

ということを発信して、同じような状況で悩んでいる学生さんなどの方々と思いを共有したり、共感してもらえたらいいなぁ…なんて思ったのが、

私がこのブログ及び本家サイトを立ち上げたきっかけというかコンセプトというかなんというか。

それを踏まえて紹介したいコメント(LINEのTL投稿についたレス)があります。

たまたま知り合った、他の学校の看護学生の友達。

“ヤヨイちゃんもうつだったんか。実は私も(中略)。

大量服薬はしなかったけど、何回か自殺企図はあった。

つらかったけど、復学して今年免許とれた。寛解はしてないし、休んじゃう日もあるけどがんばってる。

ヤヨイちゃんも同じだったこと初めて知ったよ。お互いいい環境に出会えてよかったね。そのうち絶対会おう!”

このコメントを読んで、やっぱり私は一人じゃなかったんだなぁってじーんとしました。

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