金曜日の勤務中、総師長に呼ばれて外来受診しました。
主治医が退職されたため、後任の主治医の診察でした。
仕事が覚えられずうまくいかないこと
調子が悪いと勤務中なのに泣いては外来に下りてくること
それらが原因で先輩看護師に嫌われているのではないか、
陰で何か言われているのではないかと日々怯えていること
などを話しました。
極端に他者からの評価を気にして自分は疎まれているのだと決めつけるのは
妄想によるものだと明言されました。
自分でもこれ罪業妄想かも?とは感じていたのですが、
なんというか変な話、「妄想だよ」と言われたことで安心しました。
自分の頭にある不安や恐怖を「それは症状のひとつだ」と精神科医に言われたことで
“そっかやっぱりこれは真実じゃなくあくまでも精神症状による決めつけなんだ”と
納得できたというか…うまく言葉にできないけどそんな感じというかなんというか。
幻覚や妄想って本人からしたら真実なんですよね。
確かに教科書にもそう書いてあるけど、なかなか理解しづらい。
自分自身でさえそんなんだから、患者さんの思いを理解するのはもっと難しいはず。
精神領域って奥が深い。
記事タイトルは復活のパイナッポーさん。
“幻覚に潜む有幻覚……
有幻覚から生まれる幻覚
真実の中に潜む嘘…
嘘の中に潜む真実”
「幻覚」で思い出した。
名台詞がなんか的を射ているようないないような。
違うか。
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