※
“大キライだったそばかすをちょっと ひとなでしてタメ息をひとつ
ヘヴィー級の恋はみごとに 角砂糖と一緒に溶けた”―――― JUDY AND MARY 「そばかす」
3年越しの片想いは――
みごとに玉砕。
改めてテツさんに「好きです」と伝えたら。
彼女さんがいるから、その気持ちにはこたえられないと。
そして、いい人見つけてねって。
不思議と涙はでなくて、心にぽっかり大きな穴が開いたみたいだった。
この先、テツさん以上にいい人を見つけられるとは思えないし、
見つけたところでその人に好いてもらえるとも思えないし。
こうしてまた自信を失って喪女を拗らせていくんだろうな。
ずーっと独身のまま、実家のお墓を守っていくのだろうな。
そう考えているうち、涙がぽろぽろぽろぽろとこぼれてきた。
仕事中なのにこれはまずいと思い、頓服薬をのんで、涙を騙し騙し働いた。
りり先輩(仮名、この間女子会した先輩ナース)と雲雀に、ふられちゃった、と報告。
りり先輩からすぐ返信がきて、
「大丈夫、あなたは素敵だよ」って。
その文面を見て、また泣いた。
コメント ぜひお気軽に☆