前の日記の通り、15日は電車で出掛けてきました。
電車を使うことに不安はあったものの、大枚をはたいて新幹線を使うのもどうかと思ったので結局電車にしました。
ターミナル駅、県の中心部へ向かう路線、さらに日曜日ということで車内は黒山の人だかり…
乗車して人混み見た瞬間…心因性嘔吐、やっぱり出てきやがりました。
頓服の制吐剤プリンペランを探すも見付からず焦る。
とりあえず人混みが目に入らないように座席が空くまで目を閉じて耐えました。よく耐えたもんだ…。
座席が空いたので座ると少し落ち着いてきました。
隣の座席も空いたので、同世代くらいのお嬢さん2人が座りました。
2人ともすっごくおしゃれで可愛い方でした。
ふと、私のすぐお隣に座っている方のパンプスが私が履いているものの色違いだということに気づき、喪女の自分がダサい格好で同じパンプスを履いて隣に座っているのが恥ずかしくなりました。
談笑する2人を見て、
「きっと『ブスのくせに一丁前にヘタクソな化粧してパンプスなんか履いてんじゃねーよ』とか、ダサい格好の私を嘲っているんだ」
と、実際に彼女たちがどんな会話をしているかなんて分からないのに、マイナスにエクストリーム解釈して一人で勝手に怖がっていました。
冷静になった今なら、これはおそらく病的思考なんだろうな…と客観的に考えられます。
いや確かに容姿はアレだけどさ。
電車で隣に座った他人のことなんていちいち考えるか?
大抵の人は(よっぽどのことがない限り)そんなこと気にはしないでしょう…。
待ち合わせの終着駅で降り、頓服の抗不安薬もあったことを思い出して服薬しました。
皆と落ち合う頃にはマイナス思考も吐き気も落ち着き、事なきを得たのでした。薬ってやっぱりすごいね。
どんどはれ。
皆と落ち合った後はアニメイト行ったり食事したりして予定通り劇場版TIGER&BUNNY‐The Rising‐を観ました。
かなり熱かったです!
楓ちゃん成長したなあとかパオリンちゃん可愛いなあとか折紙さんカッコよくなったなあとか水樹奈々素敵すぎてやばいとかヒーロー同士の絆と連携プレーに感動とかいろいろ感想はありますが、
私は姐さんの自分との戦いに心をうたれました…。
精神系のNEXT能力(?)による「眠りの病」で悪夢から目覚められなくなった姐さん…。
悪夢から目覚めるには、深層心理に眠るトラウマに打ち勝つか、術者のNEXTを倒すしかない。
ブルーローズとドラゴンキッドがそのNEXTと戦っている。
姐さんは、性同一性障害(おそらく)という理解が得られず、偏見と誹謗中傷を受け続けるというトラウマの悪夢にうなされていた。
そんな中、キッドの声が聞こえてくる。「あんなにお父さんみたいにあったかくて、お母さんみたいに優しい人、他にはいないよ!」←うろ覚えだけどそんな感じの台詞
その声を聞いて、「あたしはあたしよ」とトラウマを吹っ切り、悪夢から目覚め、ブルーローズ・ドラゴンキッドと共に術者のNEXTを確保!(犯人のNEXT達にもそれぞれの理由があったのですが…)
「あたしはあたし」とトラウマを吹っ切った姐さんの強さに感動したんです。
以前ほど強くはなくなりましたが、私はまだ過去のトラウマ的体験に縛られている節があります。
たぶんこのわだかまりを拭い去ることも私の寛解への鍵だと思うのです。
克己!!!!
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