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今朝の出がけ。
「あ、そういえば診察代払ってきた?」と尋ねてくる母。
何の診察代?てか何の話?とよく分かんない私。
聞けば私は、10日の夜(11日の深夜)、眠剤をODして総合病院の救急外来を受診した…らしい。
薬を一気にたくさん飲んだことは、覚えている。
その理由ははっきりとは覚えてないけど、
また不安になって眠れなくなったとか、そんなしょうもない理由だと思う。
枕元に2枚の眠剤の空のヒートがあるのを、
私の自室に入ってきた母が発見し、タクシーで連れて行ったと。
過去にもODをやらかしているのでピンときたらしい。
「あんたフラフラになってて、連れてくの大変だったんだから!」
と母は言うが、タクシーに乗ったことも病院に行ったことも本気で全く記憶にない。
私の中では、多量に薬を飲んで、翌11日の午後まで眠り込んで欠勤したことになっている。
(ほんとに、社会人失格だと、自分でも思います…)
11日の夜。
またODなんかしてしまって、
欠勤してしまって…という自責の念に駆られ、
消えてしまいたい、と思い、
泣きながら、腕を深く、切っていた。
切れば切るほど、涙がこぼれて、
どうしてこんな不毛なことを続けているのだろうと
流れる鮮血を見ながら、それでも切ることはやめられなかった。
ODや自傷行為は、こうして連鎖してしまう。
でも、昨日5月12日は特別な日、看護の日だったから。
昨晩の状態が嘘だったかのように空元気に働いていたし、日記も調子よく更新している。
こうして、気持ちがスイッチのon/offのようにはっきりと切り替わる。
私自身はこれがただのワガママ、気持ちの問題としか思えない。
こんなどうしようもない奴を黙認して雇ってくれている職場には本当に頭が上がりません。
いつかきっと、この病院の恩に報いる看護師になりたい。