看護の日のうちに記事あげたかったのに日付変わっちゃいました💦
毎年のように繰り返してますが、わたしが戒めにしているナイチンゲールさんのことば。
For us who Nurse, our Nursing is a thing, which, unless in it we are making “progress” every year, every month, every week, take my word for it we are going “back”.
Florence Nightingale
「日々進歩し続けない限り後退していることと思って間違いありません」
看護師の国家資格は、取ってしまえば更新の必要とかないからたしかに一生ものなんだけど、
知識は常にアップデートしてかないと患者さんのためにも自分のためにもよくないから、ほんとおっしゃる通りだと思うんです。
ということで、いま気管吸引の勉強してるんですけど、
カテーテル挿入時に根元を折り曲げて陰圧をかけないようにするか否かが
指導者や文献によって違うんですよね……。
学生の時はたしか折るって習ったような気がするし
その方が安全だと思ってそうしてたんですが、
気管吸引は陰圧かけながら挿入していいんだよ~って言われて。
そんで調べたら、
陰圧かける派の文献、かけない派の文献、どっちも存在するんですよ。
口腔や鼻腔からだったら絶対陰圧かけて挿入しちゃダメ!ってのは分かるんだけど。
じゃあエビデンスは?と思って読んだら、
かける派は、
気管切開チューブに挿入する吸引カテーテルの長さは10cm程度です。挿入長が短く短時間のため、吸引カテーテルを折り曲げて挿入する必要はありません。
道又元裕ほか:これならわかる!呼吸器の看護ケア,株式会社ナツメ社,p.132,2021.
かけない派は、
急性期の患者に用いられる気管チューブなどの人工気道内に吸引カテーテルが挿入されているあいだは、気道抵抗の上昇を引き起こし、気道内の酸素も吸引されます。したがって、肺胞の虚脱や低酸素の危険性があるので、陰圧をかけながらの吸引カテーテル挿入は不要です。
川西千恵美ほか:今はこうする!看護ケア,株式会社照林社,p.20,2014.
とありました。
出版年的には前者の方が新しいけど、後者のエビデンスもなるほどねって思いますよね。
どっちなんだいナイチンゲールさん😭
個人的にはやっぱ陰圧かけない方が安全かなぁって思うのだけど……。
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